海外には2ヶ月(ニュージーランド)住んで、あとは、日本人がよく行く国20カ国程度を1-3週間の旅行経験より。
海外へ行くまで日本ははっきり言ってクソだと思っていました。
しかし、海外へ行くと総合的に考えて日本以上の国は存在しない。今までも(最近はコロナで無理ですが)、海外へ行くとどこか永住の地はないかと思って探しますが、日本以上の国は存在しないという境地に達しています。
ただ、多くの日本人が現地で滞在して暮らしていますので、このように感じない人もいますので、あくまで私の場合です。
食事
日本でも海外っぽい生活をしてみればこれはわかるのですが、まず食事。味噌や醤油、天ぷら(出汁のつゆ付き)、うどん(カツオと醤油のだし)、日本茶(番茶、煎茶、緑茶)を取る代わりに、パンやコーヒーだけの生活をしてみて下さい。パスタなどでもいいですが醤油や味噌汁など日本固有のものは一切なし。これに耐えられる日本人が多いのも事実ですが私は到底無理でした。
他、普段パン食の祖母と一緒に海外旅行して3日目に日本料理屋で和食を食べた時に涙を流していました。個人的な体験ですが、インドで死にそうなくらいな腹痛になったのですが、寝ても覚めてもうどんと味噌汁の夢を見るようになりました。よく戦争映画で故郷の食事が食べたいという話がありますがあれは多分実話です。
自分が日本食に依存していたのかよく分かりました。日本から離れられない理由です。
他にも現地に永住権を持っている人と、何気ない会話で、東京などにはてんやというチェーンの丼店があります。そこの話をしたのですがあそこのタレ良いよねぇーみたいな話をしたのですが、途中から、本気でもうそれ以上話さないでくれと言われました。永住権を持っている人でもこんな反応で驚きました。
国際結婚で海外にいる人も日本に帰国したときにはスーツケース2つ分。日本食を買って帰っていました。
経済
GDPランク3位です。一人あたりでは低いですがそれでもOECD諸国の中で低いと言うだけの話です。また、日本は不況で就職難。ブラック企業。良いことなんて一つもないと思って学生の頃台湾、タイとベトナム、マレーシア、中国の山奥へ遊びに行きました。裕福な人ももちろんいますが、正規雇用ではない仕事の人が非常に多い。
中学生の頃ですがお年玉を持って台湾で1万円札を取り出すと、タクシー運転手の目が飛び出ていました。よく、ギャグでありますが、それをそのまま表現したらあの絵になるという感じで驚いていました。今の台湾は当時よりもかなり裕福ですからこんなことはないと思いますが、世界を見れば日本よりも貧乏な国が大半です。1万円を中学生が持っていたと言うだけで運転ミスしそうになるほど驚くわけです。
中国お山奥ですが3ドルで相部屋に泊まれました。食事は6ドルでテーブル目一杯振る舞われました。バスは4ドル程度で夜行バスでかなりの距離移動しました。タイ(現在ではない)では20ドルでANAホテル並みのホテルに泊まれました。北京では15ドルで部屋が3部屋あるホテルに泊まれました。
日本人なら日本で少し稼げばすぐに100ドルくらいは稼げますよね?しかし、現地ではこのような金額で彼らは生活をしているわけです。日本人にとっての100ドルとGDPの低い国の100ドルは価値が全く異なります。不況とはいえ日本人ならビザ無しで、しかも日本人の賃金で仕事をすることが出来ます。経済的に圧倒的に有利な状態だと実感しました。
インドで死にかけたのですが、その時、無料のクレカに医療保険が付帯していました。深夜2時に腹痛で医者を呼びました。ただ、昼に街を歩いたときに街には骨折したような人も病院に行けずひどい状態でした。他にも野営のような病院も見かけました。彼らのほうが腹痛である私よりも重篤ですが、クレカの無料付帯の保険で私は見てもらうことが出来ました。これって結局は日本人が裕福だからできる話ですよね?
病院
知人の話です。カナダは医療費が無料です。しかし、MRIやCTは2,3ヶ月待ちで、見てもらう頃には治っていると言っていました。これは半分冗談で緊急を要する場合には使ってもらえるそうですが、日本では小さな病院でもすぐにMRIやCT、レントゲンが使えます。日本に来ている外国人がレントゲンが小さな病院にもあり驚いたと言っていました。また、日本なら国民皆保険制度がありますし高額医療制度があります。医療費の3割ですみます。米国なら、盲腸などで300万、MRI3回で200万円位かかっても、日本で同じ治療なら月10万円以上の医療費は発生しません。医療費は無料の国もありますが、すぐに見てもらえない、そもそも医療従事者が少なく治療水準が低いなどもあります。治療薬なども海外と比べて遅い、救急車でたらい回しにされる、最先端医療の導入に消極的(お金がかかるので難しいというのもある)など悪い点もありますが、一般人が普通に払える価格で世界でも十分にやっていける医療水準です。医療費に簡単に100万円単位の料金を出せる人なら日本の医療では満足できないですが一般人から見れば月10万円以下でこれだけやってくれるなら素晴らしいと言わなければならないと思います。とはいえ、私自身救急車でたらい回しにされ誤診されたのであまりかばいたくはないですが・・・ただ、海外だと医療費ばかりかかり誤診になった可能性もあります。ま、日本でも本当にお金を出せば自費で結構できるみたいですが。細かいニュアンスが伝えられたり、それで会話ができるという、ネイティブな日本語で意思疎通ができる安心感もいいですね。
商品の品質など
経済で少し書きましたが、日本は探せばお買い得品が多いです。例えば100円ショップ。あの手頃な価格であの品質は凄いです。タイや北米、ニュージーランドにもありましたが、日本ブランドということで同じ商品が確か300円程度でした。他にもLANケーブルなど日本だと各種長さがありますがカナダでは選べるほどありませんでした。食品についても日本だと様々な商品が四季折々様々な新商品が出てきますがここまで頻繁に出す国は少ないかもしれません。また、家具なども角がとんがっており痛い。日本だとちゃんと角は怪我しないように丸くなっています。イタリアで使い捨てのスプーンを買ったのですが、スプーン製造時のバリ取りが甘く新品のスプーンで手を切ってしまいました。NYCで水(未開封新品)を買いバッグに寝かせてデジカメと一緒に入れておくと10分後には水漏れをしてデジカメが水没していました。1ガロンのボトルで水を買い(未開封新品)レンタカーに入れておいて急ブレーキを踏むとキャップが外れ水が車の中に漏れました。ボトル口の強度が弱く新品でも倒すと水が溢れるのです。それでは困ると、現地で買い物をした時に貰ったビニール袋に入れておくと、ビニール袋の品質が悪く、ペットボトルから漏れた水がビニール袋か出ててきました。日本の品質や習慣に慣れているだけかもしれませんが、海外の商品の品質は低いのではないかという感が拭えないです。
posted by makewls_blog at 01:57|
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